遊戯の条件〜 YGO condition〜

遊戯王のアニメ感想やデッキ構築を上げるブログ

数年ぶりの公認大会で人生で初めてまともに「勝つ」という経験をできた話

 

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はじめに

お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして。ノノという者です。

 

今回はタイトルにもあるように、数年ぶりに公認大会に出ました。今回の記事はその感想と、それにまつわる自分と遊戯王についてのお話をさせていただきます。ほとんど自分語りみたいなものですが、興味があればお付き合いいただければ幸いです。

 

 

僕の遊戯王個人史

 

僕はコロナ禍以前にもブラックマジシャンやRRのようなファンデッキを使ってちょくちょく公認大会に出てはいました。しかし、デッキのパワーが元より低いにも関わらず、そもそも(これは今もそうですが)トーナメントレベルでの対戦経験もあまりなく、環境への造形すらもまともにありません。歴こそそこそこ長いことやってるものの、身内との遊び以外でちゃんと勝てた!という経験はほとんどなかったです。高校野球の弱小チームのように、一勝できたら良いな、みたいな、そんな感じでした。というかそもそも基本的に僕の遊戯王OCGを遊ぶスタイルが身内とワイワイ遊ぶもの、という形をとっていたので、元から「そういうもの」ではありました。

 

 

僕は遊戯王は小学生の頃から遊んでいて、気がついたらカードも持っていました。ARC-Vの頃に復帰しまた遊びはじめて、VRAINSの頃、つまり10期ですね。その頃にはうららなどの誘発が再録しはじめ、身内でも誘発を積んで少しずつ所謂ガチ対戦のような遊び方を始めるようになりました。11期からは誘発だけでなく、サイドデッキを使ってマッチ戦をしたり、先に何本取れるか遊んでみたり…と新しい遊戯王な遊び方を発見したような気持ちになり、とても楽しかったです。

 

その頃は主に復帰のきっかけとなった黒咲隼の使用しているテーマRRを使っていましたね。今も好きなテーマです。しかし身内戦が少しずつそういった真剣勝負に変わるにつれて、ちょうど今から1年ほど前ですかね、「このデッキは好きだがそういう遊び方をするにはこのデッキでは限界があらかもしれない…」、そう感じるようになりました。そこで、元々5D'sが好きで、なんとなく興味のあった「ジャンクドッペル」を使ってみたいな。という気持ちになりました。(今回の公認大会でもこの「ジャンクドッペル」を使用しています)これが去年の春頃の話です。

 

ジャンクドッペルとの出会い

 

以前にも召喚ドラグマシャドールのようなトーナメントレベルでも使用されるようなデッキを組んだ経験はありました。しかし、それもあくまでも身内で遊ぶために使うデッキであり、別段トーナメントで使用する予定もなかったです(サイドデッキも作ってなかったですね)

 

そしていろんな方の構築やブログを参照して、基本展開や構築を調べていくうちに、このデッキの持つ長い歴史による魅力にどんどん取り憑かれていくようになりました。

 

現在のジャンドはそこまで広くトーナメントのシーンで使われるデッキではないかもしれませんが、一部の優れたプレイヤーの方々によって、その練度はより増していっているように僕には見えました。

 

「これが長い時代トーナメントで使用されてきた歴史あるデッキか…」と、少し大袈裟かもしれませんが、僕は長い風雪に耐え現在まで残っている歴史的建造物を見た時のような感動を感じたのを今でも覚えています。(ジャンドそのものは5D'sの頃から存在しますが、今のジャンドの基本的な型は10期頃からでしょうし5年くらいでしょうか。それでも並のデッキに比べればとても歴史あるデッキだと思います。)

 

そしていざ対戦して回してみると、これが大変難しい。まず僕はそれまでかなり簡単なデッキしか使ってこなかったです。しかもほぼRRとブラックマジシャンをメインにしていたので、基本展開が並のデッキに比べるとかなり複雑な基本展開を筆頭に、どれをとってもかなり難しいデッキを扱おうとするのは容易なことではありませんでした。

 

しかしやはり今までより数段上のパワーのあるデッキを使うこと、複雑ながらも魅力的なデッキタイプ、それでいて手に馴染む感覚、など、「これを今後はメインで使っていこう」そう思うようになりました。

 

数年ぶりの公認大会

 

そして友人やフォロワーさんと対戦していくうちに、ある感情が芽生え始めました。

 

「一度このデッキを実際に試してみたい…」

 

公認大会なら以前も経験があり、そもそもそれほどハードルの高いものでもないので、思い立ったが吉日、とそう思ったその日にサテライトショップの公認大会に申し込むことにしました。

 

いざ始まると、そもそもあまり知らない人と対戦することに慣れていないのもあり、かなり緊張しました。規模は16人、平日にしては結構カドショ全体に人が多かったですね。

 

一戦目の方はリゾネーターでした。

 

じゃんけんは負け。

 

結果は

 

一本目⭕️

二本目❌

三本目⭕️

 

でした。

 

ほとんどデッキが事故らずに誘発も適度に引くことができたので、勝つことができました。お相手の方が遊戯王のアニメシリーズがお好きだったのもあり、試合後に「遊星対ジャックじゃん!」と盛り上がることもできて大変楽しかったです。これで緊張がほぐれたのか、その後は比較的緊張せずに戦えました。

 

 

 

 

二戦目の方はドライトロンでした。

 

じゃんけんは勝ち。

 

 

結果は

 

一本目⭕️

二本目❌

三本目⭕️

 

でした。

 

一本目は上振れハンドで展開し切って勝ち!と思えたのですが、うっかり展開を間違えるする痛恨のミス…

 

コズミックは楽勝で出せるバンドだったにも関わらずバロネスと墓地シラユキ+誘発と伏せで終わってしまいます。

 

しかし

 

 

マスターデュエルや身内で使っている人間がいたのもあり、「ここ進◯ゼミで習ったところだ!」現象が起きました。

 

その甲斐あってかなんとか勝ちます。二本目は普通にアルデク降臨で負けました、

 

三本目はお互いリソースが尽き、試合がもつれたところで

 

トップおろかな埋葬、トリシューラを出して試合を決めました。

 

 

三戦目の方はデスピア。

 

じゃんけん負け。

 

 

一本目は普通に誘発もなく展開されて負け。

二本目は展開して勝ち。

 

そして三本目…

 

「頼む…来い…」

 

ハンドは一滴と結界波、そして展開できるためかなり良く、そしてお相手のハンドは…

 

事故りました。

 

妨害ほぼないまま展開して勝ちまで持っていきました。

 

というわけで結果は

 

一本目❌

二本目⭕️

三本目⭕️

 

でした。

 

 

そのため(このデッキでは)初めて出た公認大会はなんとか全勝することができました。冒頭に書いたようにほとんど弱小野球チームのような戦績だったので公認とはいえ初めてまともに勝つことができとても嬉しかったです。

 

結果は残念ながらオポで二位となりましたが、はじめての全勝で、とても嬉しい気持ちになりました。

 

お相手の方も優しい方ばかりで、僕の不慣れな点もあったでしょうに優しく対戦してくれて、ありがとうございました。本当に楽しい経験になりました。

 

何より嬉しかったのが、また来たいな…と思えたことです。以前出た時にはこんな楽しい感じではなかったので、こんなに楽しいならまた来たい、そう思えたことが何よりも嬉しかったです。

 

終わりに

公認大会という小さな一歩ではありますが、僕にとってはかけがえのない思い出、経験になりました。今後も是非また出てみたい、そう思えたので、またどこで出ると思います。その時はよろしくお願いします。

 

以上で終わります。見ていただきありがとうございました。