遊戯の条件〜 YGO condition〜

遊戯王のアニメ感想やデッキ構築を上げるブログ

ジャンド初心者に向けたジャンド試案について

 

 

こんにちは。はじめましての方ははじめまして。ノノという者です。

 

今回は1月制限で環境デッキが軒並み大幅にダメージを受けたこと、そして勇者ギミックが緩和されたこと、そしてあまりジャンドのルート展開と構築記事をまとめている方が少ないため、もし誰かの参考になればと思い、ジャンドの記事を一度まとめようと思いました。

 

本記事は、ジャンド使いの方に新しい知見を提供するというよりは、どちらかといえば「ハリファイバー禁止以降のジャンドを使いたいけどよくわからない」という初心者の方向けの記事となっています。採用理由や基本展開はジャンド使いの方には釈迦に説法かもしれませんが、ジャンドというデッキへの私見を最後に述べさせていただいたので、そちらだけでも是非ご覧いただければ幸いです。

本記事は本人のメモ的な側面も強く、また制限改訂直後ということもあり、まだまだ構築はこれから煮詰めていく段階なため、タイトルにもあるように試案の段階です。それでもよろしければお付き合いください。

 

(2023.5.5新弾後のシンクロンデッキ追記)

(2022.12.23展開ルートにミスがあったため追記)

(2022.12.26.アサルト採用型を追記)

(2023.1.22.サテライト不採用型追記)

(2023.8.25 ディアベルスター採用型追記)

 

 

 

構築

 

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これが現段階で考えているものとなります。構築としては比較的オーソドックスな、展開をスピーダー、エースをコズミックとした型となっており、そこに勇者を混ぜることで、アクセルシンロスターダストドラゴン(以下、アクスタ)とレベル4+レベル1チューナーの盤面を作ることで、アクスタの効果により、効果を受けないジャンクスピーダー、いわゆる無敵スピーダーを作り出すことを主な戦術とした構築となっています。これによりよく言われる「スピーダー軸って無限泡影とヴェーラーで死ぬよね」という弱点を克服可能となっています。特徴としてはサヨソハヤを採用しているため展開に柔軟性があり、目指す盤面としては、コズミック+バロネス+墓地シラユキが多いです。

 

ではまずそれぞれの採用理由から

 

採用理由(メイン編)

 

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最も有名なシンクロンモンスターですね。コンバーターの効果、または増殖するGを空撃ちして釣り上げるなどしてスピーダーに繋げます。それまでのハリラドン型では、重要性がやや低くなっていましたが、今ではスピーダーに繋がる重要かつ基本展開で使用する一枚となっていること、そしてスピーダーを出した後にデッキから出すためにも2枚採用です。(以下、ジャンクロンと呼称)アラメシアの効果を使うとジャンクロンの効果は使えないので注意。

 

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これもジャンドでは説明不要かもしれないカードの一枚ですね。令和となった今でも強力なターン1制限のないトークン生成効果を持っています。10年ほど前のカードにもかかわらず、このカードの存在がジャンドとそれ以外のシンクロ召喚デッキを分けると言っても言い過ぎではないというほどに強力なカードです。天輪などで使い回したり、誘発貫通性能も高い一枚となっています。なお手札からの特殊召喚効果、つまり特殊召喚の手札誘発効果は同一チェーン上では一枚しか出せないため注意しましょう。なお自力で墓地に行けないため、最近ではジャンクロンで吊り上げて使うというよりはジャンクロンでモンスターを釣り上げてその後に手札から特殊召喚という形で使用することが多いです。

 

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DAMJで強化されたジャンドの新たなシンクロンモンスターです。(以下、スタロン)ハリラドン型でもコズミックに到達する上で重要な一枚でしたが、スピーダー型になってからは、スターダストSモンスターを出してからイルミネイトを使用するため、非チューナーを供給する上でより欠かせないカードとなっています。ジャンクスピーダーから出すことが基本的に多いですが、レベル1非チューナーを供給すること等でスピーダーを出すこともあります。また勇者ギミック+このカードでの基本展開も存在します。

 

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2015年のストラクチャーデッキで登場したカードですね。ジャンクスピーダーから出す、もしくは後述する、ジャンクスピーダーを出す上で水遣いorアラメシア+ジェットという基本展開も存在します。ジャンクドッペルというデッキは、レベル2のシンクロモンスターを出すことがコズミック到達へのキーになるため、レベル1非チューナーとレベル1チューナーの存在が重要になります。そのため優秀な墓地効果を持っているこのカードの存在もまた、ジャンクドッペルを支えるカードの一枚です。サーチ効果の方も強力で、ジャンクコンバーターをサーチすることで、天輪をより強力に使うことも可能です。

 

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基本的にジャンクスピーダーから出てくるのが仕事です。アサルトシンクロンの存在で首が危ぶまれていますが、今は発売前なのでこのカードを採用しています。なお基本展開でレベル上昇効果を使用することで展開を伸ばすこともできるため、一概に劣っているとも言えないカードではあります。

 

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現在のジャンクドッペルにおいて、最も重要な非チューナーと言っても過言ではない一枚です。以前のハリラドン型においてもレベル1非チューナーの確保のために重要でしたが、今のスピーダー型においては、レベル1非チューナーだけでなく、このカード自身をリクルートして2回素材にするため、非常に果たす役割は大きいと言えます。役割としては、スターダストドラゴンかアクスタが存在する場面で、イルミネイトを発動しリクルートし、そのあとスタロンの効果などで再び自己蘇生し非チューナーを供給するのが主な役割です。スタロンが調律やスピーダーなどで容易にアクセスでき、かつそのスタロンからサーチしアクセスできるこのカードがレベル1非チューナーを確保できるができます。増援おろ埋以外で基本的に触ることのできないドッペルと違い、こちらは安定してレベル1非チューナーを供給することができるため、とても重要な役割を持ったカードです。

 

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チューナーと共に手札から捨てることで即スピーダーに繋がる強力なカードではありますが、うららが非常に重く、またジャンクシンクロンの効果が止まった場合にも動けない可能性が高く、また被りも弱いハイリスクハイリターンなカードのため一枚採用です。ジェットの②の効果でサーチし天輪で特殊召喚したりして使うこともあります。

 

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パワーツールのデュランダルからサーチするのが主な使い方ですが、スタロンと同時に引くことでスピーダーを出す場合もあります。

 

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これもジャンド使いにはもはやお馴染みの一枚。ライザーから落として相手ターンの妨害兼ライフを残すために使います。ターン1がないため、チェーン墓穴で除外されそうになった場合にもさらにチェーンを重ねることで回避することも可能なほか、こちらが放った手札誘発への墓穴に対してその誘発をこのカードのコストとして除外することで、誘発への墓穴をケアすることも可能となっています。さらに、スキルドレインなどの永続罠が張られた状態で、このカードが墓地にあり、こちらがフィールドで効果を発動した際にシラユキのコストにすることで、スキドレを回避しつつ効果を通すことができます。アクセスコードトーカーでたまにやる使い方と同じですね。

また、新規のアサルトシンクロン及びシューティングセイヴァースタードラゴンを採用した型では、冥王結界波をもらったシューティングセイヴァースターをこのカードで除外することで、アサルトシンクロンによりシューティングセイヴァースターを能動的に除外して復活させることができます。

 

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今のジャンドを支える貴重な非チューナー供給手段です。後述するシンクロンとの基本展開で使うほか、Gの止まり所、さらにはドラコバックと外法で3面バウンスなどの後手捲り、そしてうららをここでほぼ確実に打たせることができるなど、非常にパワーの高いカードとなっています。自身の特殊召喚効果も使いやすく被りをケアしてくれる点も優秀。緩和により3枚積めるため3枚。

 

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グリフォン亡き後の後釜。基本展開で使うほか、素引きした場合でも腐らず、ジャンクロンでバロネスを立てたり、ジェットでレベル8に行ったりと優秀。一枚採用。

 

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お馴染みのカード。ジャンドにおいては、このカードをまず空打ちしたのちにジャンクロンで吊り上げてスピーダーに行ったり天輪での蘇生も可能という噛み合いの良さを見せるカード。そのため3枚。

 

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お馴染みのカードその2。流石にこれだけでは心許なくなりつつありますが相変わらずGを止める貴重な手段なため当然3枚。チューナーのためコンバーターのコストにできる点もグッド。

 

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何故無限泡影ではなくヴェーラーなのか。まずレベル1チューナーのために、多少無理矢理ですが、勇者セットと合わせることでコズミックバロネスまでは到達できるために採用しました。もう少し枚数を増やしたいところですがデッキを厚くしたくないので今回は見送りました。

 

 

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説明不要のカード。水遣いを落としてゲヘゲヘ笑いたい。


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スタロンとトレイルで概ね説明したのでそちらを参照。以前よりもリクルートをよく使うようになりました。レベル変動もよく使います。


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ジャンクロン、ドッペル、コンバーターをサーチします。

 


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強い。水遣いなりドッペルなりその時必要なカードを柔軟に落としましょう。

 

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今回新しく採用したカード。ジェットウォリアーを見せることでジェットシンクロンをリクルートできます。チューナーを引けず勇者ギミックでお茶を濁すしかない場面が見られたためチューナーに触るカードを増やしました。被りは弱いので一枚で。

 

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オーバーテイクの被りが弱いのでこのワンフォーワンと合わせて採用して枚数を散らしました。主にジェットを出しますがチューナー過剰の場合はブーストを出す場合も。


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強い。誘発ケア。説明不要。

 

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強い。誘発ケア。説明不要。

 

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水遣いと外法の説明を参照。これを打つとジャンクロン使えないので注意。


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同じく。装備魔法サーチ効果は、スピーダーやスタロンに合わせて打つことでうららをケアできます。


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後手捲り最強。素引きはしたくない。


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素引きはあまりしたくないものの、スタロンとブーストでスピーダーに行けるため悪くはない。

 

 

採用理由(エクストラ編)

 

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このデッキの切り札であり絶対的エース。環境によっては逆風になることもありますし、このカードだけで勝てるほど今の遊戯王は甘くないですが、やはりそれでも強い。除外までがコストなのでフィールド無効系は貰わないですし、仮に神の通告などをもらっても必ずエンド時に帰還できるため、継続戦闘能力が極めて高いです。

「でも質が高いとはいえ一妨害でしょ?」と思われそうですが、このカードの真価はバロネスやシラユキと組み合わせることで、他の行動を不能にしながらコズミックで相手のウィークポイントを確実に仕留めることにあります。フィールドを空けてしまうためそのターンで仕留められることだけは避けなければなりませんが、そこを食い止めるのがシラユキであり、かつターンさえ帰ってくればコズミックの存在により確実にゲームを有利に進めることができます。そこが他のシンクロデッキにはないこのデッキの強みであり、ジャンドにコズミックが採用され続ける理由でもあります。

 

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ご存知最強クラスのシンクロモンスター。後手捲りから先行封殺までなんでもござれの便利屋です。①と②の効果については特に説明はいらなさそうですが、以前までは③の効果で、このカードでコーラルドラゴンを蘇生して、シラユキを素材にすることなどで、リソースさえあれば何度でもバロネスをおかわりすることが可能でした(今回はコーラルは不採用ですが…)また別のガイザー軸では、このカードでガイザーを割ってオトシオヤを出すこともあるなどとても優秀なカードです。

 

 

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ライブラと同じく古参のシンクロモンスター。出しづらさゆえに最近はやや出番が減りつつありますが、ライザーでの相手ターントリシューラはゲームエンド級のパワーがあります。他にも後手の捲りや除去でも使用盤面は多く、なんだかんだ抜けないカードの一枚です。

 

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このカードでデュランダルを装備してレベル1非チューナーを供給するのが主な仕事です。それだけなら別にアーデクとイリュージョンオブカオスとソウルズのセットでも良いのですが、そこはお好みで。

 

 

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今のジャンドにおけるキーパーソン。1の効果も展開やバロネスの降臨によく使われますが、このカードのシンクロ召喚効果でスピーダーを出すことで相手の発動効果を受けないスピーダーを展開し、それにより確実にスピーダーを通すことが可能だということが判明してから今のスピーダー軸ジャンドはスタートしました。余談ですが、後述するようにこのように様々な方の知恵が多く盛り込まれているところがこのジャンクドッペルの魅力でもあります。色んな人の知見が多く盛り込まれているだけなら別に他のデッキもそうなのですが、ジャンクドッペルの場合はやはりその歴史の長さゆえに多くのコンテクストや歴史性を背負っている点が、違いとして挙げられます。

 

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アクスタの効果で使用するため、普通のスターダストも入ります。それによりトレイルのトークン生成やイルミネイトのリクルート効果が使いやすくなり、器用さが上がりました。そして何よりやはりシンプルなスターダストが採用できてしまうところが遊星インスパイアという感じがして、自分としてはかなりオシャレポイントだと思っています。

 

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シラユキを落とし、相手ターンにシンクロ召喚をしたり、さらに大型へと繋がるのが仕事です。シラユキがなんらかの効果で既に墓地に落ちている場合は、コズミックにつながるようレベルを調整するのがよいでしょう。後にレベル3となったこれとサヨを素材にソハヤを出してコズミックに繋げることが多いです。

 

 

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このデッキのエンジン。他の説明で多く紹介したので省略。②で打点を出すことも稀にあったりなかったり。

 

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基本展開で使います。シンクロン名称のためこのカードでスピーダーを出すことも。

 

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今回の構築で新しく加入したカード。以前はこの枠にはコーラルドラゴンが入っていましたが、あまりにも出番が少なく、展開に絡むことも少なく、また現在の構築ではスピーダーの性質上チューナーが過剰になりがちなためチェンジしました。トレイルのトークン生成効果により展開に絡むこともあります。

 

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ドローをします。相手のシンクロでも反応します。体感ですが、以前のハリラドンでは先にラドン以降の展開でこいつを出してから展開したのでドローがしやすく、逆に今は非チューナーの供給が簡単ではなくなったため少しドローがしづらくなった印象を受けます。ドローは少し減ったけど、それも仕方ないや。

 

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ジャンドではお馴染みのコズミックルートで使うモンスターですが、知らん人からすると何このカードとなるであろう一枚。サヨを素材とすることでチューナーになり、かつサヨを蘇生できるため、5+5+2でコズミックが成立します。

 

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主にジェット+ドッペルで展開を伸ばす際に使用します。以前と違い、ジェットが自力で墓地に行けないため、出番が減りましたがそれでもやはり強いので採用しています。

 

 

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サヨを蘇生したり、コンバーターを蘇生したり、Gを蘇生したり、ドッペルを蘇生したりと展開を伸ばせるカードです。基本展開でも使用します。

 

 

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レベル2非チューナーのシンクロというだけで優秀。たまに知らない人がこいつに殴りかかって耐えてくれることも。

 

 

 

 

今回不採用としたカード

筆者のそれまでの構築では、サイキックリフレクターなどのバスターセットを採用していましたが、勇者の緩和により今回は不採用となっています。

 

またアーデクや、スタチャ、ルイキューピッドなどの4+6+2などのカードは、 サヨソハヤが手に馴染んでいることから今回は不採用としましたが、アーデク及びソウルズ、イリュージョンに関しては、スピーダー前に出すことで、ニビルをケアすることができるため、採用する価値は非常に高いとは思います。(アーデク採用型は参照記事を参考にしてください)

 

サイドデッキは、そもそも環境がまだ定まっていないため省略。(のちに追記するかも)

 

 

展開ルート

 

ジャンク+レベル2(コンバーターも同様)→スピーダーss効果ジャンク、スタロン、ジェット、サテライトss→ジャンクとスピーダーでスタダss→イルミネイトefトレイルss→スタダとジェットでパワツss効果→デュランダル装備efブーストサーチss→スタロンとブーストでライブラss→サテライトefレベル4に→サテライトとトレイルでアクスタss効果ジェット蘇生&トレイル効果トークンss→サヨss→アクスタリリース、スタロン効果ssトレイル効果ss→イルミネイトef→スタロンとトレイルでライザーss効果シラユキ墓地レベル3に→サヨとライザーでソハヤss効果サヨ蘇生→ジェットefパワツとジェットでバロネス→ライブラとソハヤとサヨでコズミック

最終盤面:バロネス+コズミック+5枚ドロー+墓地シラユキ

 

 


水遣いジェット→ジェット+勇者トークン+外法の騎士→ジェットと外法の騎士でアクスタss効果でジェット蘇生→アクスタ効果スタダssして勇者とジェットでスピーダーss効果まで→ジャンク、ジェット、サテライト、スタロンss→スタロン効果イルミネイトサーチ→スピーダーとスタロンでパワーツールss効果デュランダルとドラコバック装備→デュランダル効果ブーストサーチ→イルミネイト発動トレイルss→ジェットとトレイルでアクセルssトレイルでスタダトークンss→アクセル効果でスタロン落としてレベル1に→アクセルとスタダトークンでサヨss→サヨとジャンクでライブラss→ジェット自己蘇生→ブーストss→ジェットとブーストで天輪ss効果でサヨ蘇生→スタダとサテライトでバロネス→天輪リリースしてスタロン効果ss&トレイルss→イルミネイト墓地効果でどちらかをレベル3に→スタロンとトレイルでライザーss効果でシラユキ墓地に落としレベル3に→ライザーとサヨでソハヤss効果でサヨ蘇生→ライブラとソハヤとサヨでコズミック

最終盤面:バロネス+パワーツール+コズミック+墓地シラユキ+4枚ドロー

 

 

水遣いスタロン→ スタロンと水遣いと勇者トークンから→ライザーssヴェーラー墓地に→ライザーリリースしスタロン効果ssイルミネイトサーチ→スタロンと勇者トークンでアクスタss 効果ヴェーラー蘇生→イルミネイトでトレイルss→トレイルとヴェーラーでアクセルssスタダトークン生成→アクセル効果でジェット墓地に落としレベル4に→アクスタ効果でスタダトークンとアクセルでスピーダーss効果ジェット、ジャンクロン、サテライトssトレイル効果蘇生→トレイルとジェットでライブラss→イルミネイト墓地効果スタダレベル7に→スタダとサテライトででパワーツールss効果デュランダルとドラコバック装備→デュランダル効果ブーストサーチ→ジェット効果ss→ブーストss→ブーストとジェットでサヨss→サヨとジャンクロンでソハヤss効果でサヨ蘇生→ライブラとサヨとソハヤでコズミックss

最終盤面:コズミック+パワーツール+3枚ドロー(手札1枚コスト)

 

または

 

スタロンと水遣いと勇者トークンから→ライザーssヴェーラー墓地に→ライザーリリースしスタロン効果ssイルミネイトサーチ→スタロンと勇者トークンでアクスタss 効果ヴェーラー蘇生→イルミネイトでトレイルss→トレイルとヴェーラーでアクセルssスタダトークン生成→アクセル効果でジェット墓地に落としレベル4に→アクスタ効果でスタダトークンとアクセルでスピーダーss効果スタロン、ジャンクロン、サテライトssトレイル効果蘇生→イルミネイト墓地効果スタロンレベル5に→スタロンとトレイルでパワーツールss効果デュランダルとドラコバック装備→デュランダル効果ブーストサーチ→スタダとサテライトでバロネスssジェット効果ss→ブーストss→ブーストとジェットでサヨss→サヨとジャンクロンでソハヤss効果でサヨ蘇生→スピーダーとサヨとソハヤでコズミックss

最終盤面:コズミック+バロネス+パワーツール(手札1枚コスト)

 

 

スタロン+ドッペル→スタロン通常召喚イルミネイトサーチ→イルミネイト発動スタロン墓地へ→スタロンリリースしスタロン効果ss→ドッペル発動ss→イルミネイト効果によりスタロンレベル3に→スタロンとドッペルでスピーダーss効果ジェット、ジャンクロン、サテライトssドッペル効果でトークン二体ss→サテライトとスピーダーでライザーss墓地にシラユキを送りレベル3に→トークンとジェットで天輪ss効果でドッペル蘇生→ジャンクロンとドッペルでライブラリアンssドッペル効果でトークン2体生成→天輪とトークンで武力ss効果でジェット蘇生→トークンとジェットでサヨ→武力とサヨでソハヤss効果でサヨ蘇生→ライブラとサヨとソハヤでコズミックss

そして相手ターンにシラユキ蘇生後にトークンとライザーとシラユキでアクスタss効果で天輪蘇生し、アクスタ効果で相手ターンシンクロでバロネス

最終盤面:コズミック+相手ターン無敵バロネス+墓地シラユキ+3枚ドロー

 

 

追記①アサルト採用型について

 

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この記事はアサルトシンクロンが出るギリギリ前だったこと、そしてアサルトシンクロンというカードそのものは強いものの既存の構築と噛み合わない部分があった(特にレベル4シンクロの不在によるドッペルとの兼ね合い)ため不採用にしていましたが、アサルトシンクロンを採用した型についても記述しておきます。まず冒頭の構築と異なるのは、イヤホンが採用されてジェットウォリアーおよびオーバーテイクとワンフォーワンが不採用になりました。この理由としてはまずアサルトを増やすならばドッペルとの兼ね合いを意識してレベル4シンクロチューナーを採用しなければならない点が挙げられます。またアサルトシンクロンを採用していますがサテライトシンクロンについても基本展開で使うため続投しています。こちらの強みはドッペルをより強く使える点。弱みとしてはコーラルドラゴンもジェットウォリアーもいないため除去が間に合わない可能性などでしょう。

 

それでは展開ルートです。

 

アサルト+ドッペルから→アサルトとドッペルでイヤホンss効果で自身対象チューナー化ドッペルでトークン2体→イヤホンとトークンでアクセルss→効果でジェット落としてレベル1下げる→アクセルとトークンでスピーダーss効果ジェット、サテライト、ジャンクロン、スタロンss効果でイルミネイトサーチ→スピーダーとジャンクロンでアクスタss効果でジェット蘇生→イルミネイト発動トレイルリクールト→アクスタとジェットでパワーツールss効果でデュランダルとドラコバック装備しデュランダル効果でブーストサーチして自壊→ブーストssしスタロンとブーストでライブラ→パワーツールとジェットでバロネス→サテライト効果でレベル4にしてトレイルとスタダssしトレイル効果でトークン生成→ジェット効果で自己蘇生してトークンでサヨss→スターダストリリースしてスタロン自己蘇生トレイル効果で自己蘇生アサルト効果でスタダ蘇生→イルミネイト効果でスタロンレベル3に→スタロンとトレイルでライザーss効果でシラユキ墓地に送りレベル3に→サヨとライザーでソハヤssサヨ蘇生→ライブラとソハヤとサヨでコズミック


最終盤面:コズミック+バロネス+スターダストドラゴン+墓地シラユキ+4枚ドロー

 

アサルト+水遣い→アサルト+水遣い+勇者トークンから(運命の旅路でのサーチを水遣いにして特殊召喚)→アサルトと水遣いでスピーダーss効果でジャンクロン、ジェット、サテライト、スタロンss効果でイルミネイトサーチ→ジェットと勇者トークンでライブラ→ジャンクロンとスピーダーでアクスタss効果でジェット蘇生→アクスタ効果でスタダssスタダとサテライトでバロネスssアサルト効果でアクスタ蘇生→イルミネイト発動トレイルss→ジェットとトレイルでアクセルssトークン生成→アクセルでスタロン落としてレベル1に→アクセルとトークンでサヨ→スタロンリリースしてスタロン自己蘇生しトレイル自己蘇生→イルミネイト墓地効果でスタロンレベル3に→スタロンとトレイルでライザーで墓地にシラユキを落としてレベル3に→ライザーとサヨでソハヤssサヨ蘇生→ジェット自己蘇生アクスタとジェットでパワーツールss→ライブラとソハヤとサヨでコズミック


最終盤面:コズミック+パワーツール+バロネス+墓地シラユキ+8枚ドロー(召喚権残し)

 

 

追記②2023年1月現在使用している構築について(サテライト不採用型)

 

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現在使用している構築です。主な変更点はデッキを40枚にしたこと、そしてサテライトをアサルトシンクロンに変えました。サテライトを不採用にした理由としては、展開の上振れを狙うよりアサルトで確実に展開に繋がる方が強く、またサテライト不採用でもそこまで大きく展開は変わらないため、不採用としました。以前の展開でもこれから記述する展開以外は全てアサルトで代用可能です

 

(サイドについての話はまた後ほど追記する予定です)

 

では変更された展開ルートについて

 

スタロン+水遣い(アラメシア)

スタロン+勇者トークン+水遣い→水遣いスタロンでライザーssジェット墓地に→ライザーリリースしてスタロンss効果でイルミネイトサーチ→スタロンとトークンでアクスタssジェット蘇生→イルミネイト効果でトレイルss→トレイルとジェットでスピーダーss効果でジェット、アサルト、ジャンク、スタロンss→アクスタ効果でスタダssしてスタダとアサルトでバロネスss自身の効果でトレイルss→ジェットとトレイルでアクセルssトレイル効果でトークンレベル1生成→アクセル効果でスタロン墓地に落としてレベル1に→トークンとアクセルでサヨ→サヨとジャンクでソハヤssサヨ蘇生→スピーダーとソハヤとサヨでコズミック

最終盤面:コズミック+バロネス

 

アサルトドッペル→ →アサルトとドッペルでイヤホンss効果で自身対象チューナー化ドッペルでトークン2体→イヤホンとトークンでアクセルss→効果でジェット落としてレベル1下げる→アクセルとトークンでスピーダーss効果ジェット、サテライト、ジャンクロン、スタロンss効果でイルミネイトサーチ→イルミネイト効果でトレイル墓地に(スタロン効果時に墓地にありさえすれば好きなタイミングで良い)→スピーダーとスタロンでブレイバーssデュランダル装備→デュランダル効果でブーストサーチ→ブーストssしジェットとシンクロ→天輪ssドッペル蘇生→ジャンクロンとドッペルでライブラ→アサルトとトークンで武力ss効果でジェット蘇生→ジェットとトークンでサヨ→サヨと武力でソハヤss効果でサヨ蘇生→天輪リリースしスタロン自己蘇生その後トレイル自己蘇生→イルミネイト効果でスタロンレベル3にレベル3となったスタロンとトレイルでライザー効果で墓地にシラユキ落としてレベル3に→ジェット自己蘇生してプレイバーとジェットでバロネス→ライブラとソハヤとサヨでコズミック

最終盤面:バロネス+コズミック+墓地シラユキ(+ライザー)+5枚ドロー(手札コスト一枚)

 

 

 

ジャンク+レベル2

スピーダーss効果でジェット、アサルト、ジャンク、スタロンss効果でイルミネイトサーチ→ジャンクとスピーダーでスタダ→イルミネイトでトレイルss→スタダとアサルトでバロネス→トレイルとジェットでアクセルssトレイル効果でトークン&ジェット効果でジャンクコンバーターサーチ→アクセル効果でスタロン落としてレベル1に→レベル1となったアクセルとトークンで天輪→レベル2モンスターとジャンクコンバーターss→スタロンリリースしてスタロン効果で自己蘇生してその後トレイル効果で自己蘇生→スタロン対象にイルミネイトでレベル3に→レベル3となったスタロンとコンバーターでライブラssコンバーター効果でジャンク蘇生→ジャンクとトレイルでライザー墓地にシラユキ落としてレベル3に→天輪とレベル2モンスターでイヤホン→ライブラとライザーとイヤホンでコズミック

最終盤面:コズミック+バロネス+墓地シラユキ+2枚ドロー

 

 

追記③新弾後のシンクロンデッキについて

 

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構築がある程度固まったので載せます。

結論から言えば完全にハンデス型に寄せました。理由としてはハンデスする利点とコズミックを出す意味が噛み合わないからです。

 

特徴としては、ドロバとスモールワールドでしょうか。ドロバはGを止められる数少ないカードであると同時に、このデッキにおいてサーチは初動の確保以外だとスタロンくらいでしか使わないためドロバ採用が可能な点が強みになりえます。

 

そしてスモールワールドですが、レボリューションシンクロンが出たことで、以下の図のように、ほぼ全てのカードを水遣いや任意のシンクロンに変えることが可能です。これにより水遣いへのアクセス手段が増えました。

 

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追記④ディアベルスター採用型のシンクロンについて

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エイジオブオーバーロード以降の現在使用しているシンクロンです。

構築の特徴としては、ディアベルスターが一枚である点、スモールワールドを引き続き続投させている点、コズミックを採用している点、などでしょうか。

一つ目の理由としては、ディアベルスターでスピーダーを狙えるのが、アラメシアとスタロンのみであるため、他のシンクロンとのかみ合いが悪いことが気になったためです。

二つ目の理由としては、ディアベルスターはあくまでもサブギミックとして割り切っているため、水遣いへのアクセスを増やすことは必須だと考えているためです。ディアベルスターやスネークアイのコストを考えると一見相性は良くないように思われますが、運命の旅路をコストにすればいいのでそこまで相性は気になりませんでした。

三つ目の理由としては、ハンデスは2ハンデスもあれば十分であり、それ以上のハンデスは過剰であると考えたためです。

 

 

 

 

 

このデッキの強みと問題点

このデッキの強みとしては、まず勇者の性能の高さにあります。上記で述べたように、非チューナーの供給だけでなく、後手捲りにおいても強い点は以前のジャンドにはなかった明確な利点であると言えます。さらにはそれを無駄なく採用できる点もこのデッキの強みであると言えるでしょう。

そして先行盤面の硬さも挙げられます。以前のフルパワーティアラメンツでもない限り先行盤面を敷けばまず負けないという、先行での強さは一つ明確な強みであり、その到達難易度の容易さや誘発をいなす力も悪くないところは引き続きジャンドを握る上での利点でしょう。またエクストラの限界はあるものの、墓地リソースを利用した継続戦闘力も高い点も強みだと言えます。また素引きしたくないカードも以前より減少し、事故率が低減されたのも良い点です。

 

しかしやはり問題点もまだ多いです。いくら効果を受けないスピーダーまで辿り着いたとしても、その後のスタロンに誘発を当てられると盤面が大幅に弱体化してしまいます。またやはりスピーダーへの依存度が高く、特に後攻ではスピーダーを素出ししてしまうと確実に止められてしまいます。そしてハリラドン型よりも初動がバランスよく求められる点も大きな弱体化のポイントです。

 

また、以前は、ハリラドンまで到達すればあとはほぼ同じ流れで、再現性が高かったのですが、スピーダー軸はアドリブによるプレイ難易度が上がっている点が、使用難易度を上げており、その点が厳しいとも言えます。

 

そして最大の課題は、以前ならばハリファイバーが存在したことでチューナー+チューナーでも始動が可能でしたが、今の構築ではチューナーと非チューナーを引く必要があり(シンクロン被りはスタロンの存在である程度ケアできますが…)そのシンクロデッキ最大の課題がまた振り出しに戻ってしまったのは大きな課題でしょう。

ただ、そのための勇者ですし、勇者orドッペル+シンクロンで容易に展開が可能な点はやはり強みであると言えます。

 

ジャンクドッペルというデッキについての私見

 

このデッキの魅力、それは使い手によって様々でしょう。パズルのように展開を考えていく思考の楽しさ、連続シンクロ召喚の楽しさ、コズミックという超大型エースで戦える楽しさなどなど。

確かにそれも魅力の一つですが、しかし自分にとってはこのデッキの最大の魅力は別の点にあると思っています。

それはいくら時代が進もうとも、様々な新しいものを伝統の中に取り入れて、どんどん成長していく、そしてそれによりどんな時でもこのデッキと共に戦えるという信頼感、それが僕がこのデッキを握る最も大きな理由です。

かつて保守主義の父、イギリスのエドマンド・バークは、保守とは進歩への反動や改革の否定ではなく、伝統の中に新しいものを取り入れながらも、蓄積された伝統の知恵を大切にすることこそが保守主義だと論じました。その意味でジャンクドッペルとはまさにこの意味での保守主義であると言えます。2011年頃以降培われ、守られてきた伝統を、ただ維持するのではなく、常にメンテナンスし、変えていく、そうした伝統と新しさが常にミックスされている点がこのデッキの面白さであり、魅力であると私は思います。

 

(僕自身はこのデッキ使うようになったのは2年前ほどですが)事実ジャンクドッペルは、レベルスティーラーを筆頭に、様々な禁止や制限の憂き目にあって来ましたが、常にそれを乗り越えてきました。時間はかかったかもしれませんし、乗り越えられなかった部分もあるかもしれません。ハリの禁止も今後どのようになっていくかは分かりませんが、ハリの禁止もいずれこのデッキは乗り越えていくと私は確信しています。それは今後遊戯王OCGというコンテンツがどのような歩みをしていくかという問題とも関わっていくため、絶対にそうだとは言えないかもしれませんが、このデッキならば、新たな力を取り入れる、そんな懐の広さがあるデッキだと私は考えています。

 

そしてそんなジャンクドッペルを使いたい!そんな方の力にこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。そして、ジャンクドッペルをもう一度使おうかな、そんなふうに思ってもらえる方が一人でもいらっしゃれば、それ以上の喜びはありません。

 

本記事はここで終わりますが、質問やご指摘等何かあればTwitter

@xyzmissme までお尋ねください。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

参照

最後に参考文献として、僕が参考にさせていただいた、ジャンドの他の方の記事や動画をあげておきます。

 

 

 

ハリ時代のジャンド記事はこちら。

https://yuhearts6313.hatenablog.jp/entry/2021/06/01/205556

http://blog.livedoor.jp/ars_yugioh/

https://gachi-matome.com/p-yg-s-jando2021/

 

サヨソハヤ不採用のアサルトシンクロン採用型ジャンドの展開ルートはこちら。スタチャ、アーデク、イヤホンを採用している今おそらく最もオーソドックスな型だと思います。

https://nico.ms/sm41255742?ref=other_cap_off

 

ガイザーオトシオヤ型のジャンドはこちら。

https://teppeinosekai-yutaka-kazato.hatenablog.com/entry/2022/10/13/165413

 

最新型のシンクロンデッキについての記事はこちら

 

https://note.com/kanata_note777/n/n9aaa1184daa1

 

https://note.com/mugichoco_yp/n/n5ee6bf6f82cc